男性育休の制度の変更などもあり、育休を取得する男性が少しづつ増えてきたように感じます。
私は出産直前から育休を半年間を取得し、育児を行いました。
そんな私の「育休中の過ごし方」や「育休中にやってよかったこと」などを体験談でお伝えしたいと思います。
自身の経験より失敗談などを踏まえて、できるだけ具体的にお伝えします!
他のパパの少しでも参考になれば嬉しいです。
(前提)私の育休の取り方
まず、我が家の状態と取得した育休について詳細をお伝えします。
出産月 | 2023年4月末 |
何人目 | 1人目 |
育休期間 | 2023年4月〜9月の半年間 |
夫の仕事内容 | 会社員(事業企画職) |
妻の仕事内容 | 主婦(出産後復帰予定) |
両親のヘルプ | それぞれ遠方のためなし |
里帰り出産 | なし |
私たちは親のヘルプもない状態だったため、パパも育休を半年間取得し、完全に夫婦2名体制で育児を開始しました。
私の育休取得に対しての詳細はこちらの記事でまとめています。
初めての育児だったので迷わず育休取得を決めました。
今思っても本当に取ってよかったと思っています。
育休パパのやるべきこと
私の育休はありがたいことに出産予定直前から休みに入らせてもらい、その後そのまま育児へと突入しました。
妊娠中にパパがやるべきことや、妻が喜ぶ行動はこちらの記事でまとめています。
本記事では実際に育児が開始してからのパパがやるべきと感じたことをお伝えします。
①家事全般(特に新生児期はMUST!)
まず、MUSTなこととしては「家事全般」です。
特に出産直後で妻が体のダメージが大きい新生児期はありとあらゆる家事はパパがやるべきです。
食事の準備・掃除・買い物などは全て夫が行い、妻には授乳と体の回復に専念してもらいましょう。
普段から最低限家事はやっていたけど、全部一人でやるのはこんなに大変なんだ、、と思いました。
最初は育児よりも家事を全部ひとりでやる方が慣れてないから精神的にやられてかも。。
ちなみに我が家の場合は深夜は授乳のみにして、夫は寝る代わりに昼は夫がメインで育児、家事を行っていました。
さらに!食事も一品料理ではなく、3食ともできるだけバランスよくすると妻、として母乳を飲む子供のためになります!
レパートリーの少なさからメニューは妻に常に相談。。
人生で一番料理した気がします(笑)
もちろん各家庭の状況によると思いますが、バランスの良い食事や家事をメインで行うことは育休中はぜひやってみましょう!
②妻を労る
一説によると「出産は全治3ヶ月の交通事故」、「1回の授乳はラグビー1試合のカロリーを消費」、など出産後のママの負担は計りしれません。
この状態で深夜授乳による睡眠不足も重なるため、疲れもピークになります。
さらに子供が産まれることで夫への愛情も出産前よりも落ちるという残念な一説もあります。
うちはそんなことなかったと思うけどなー(棒読み)
慣れない育児や家事で夫自身も大変だと思いますが、いつも以上に妻をちゃんと労ってあげましょう。
正直、私は最初の1ヶ月は余裕がなかったな、と反省があります。。
もっとちゃんと労ってあげたなかったなぁ。
③積極的に子供の世話をする
育休なんだから当たり前じゃん、と思うかもしれませんが特に母乳での育児メインの場合、育児は妻がメインになりがちです。
我が家だけかもしれませんが、3時間ごとの授乳を中心に赤ちゃんの生活を整えていくのでどうしてもママがメインになりがちだな、と思いました。
とはいえ、もちろん夫ができる育児もたくさんあります。
夫ができる育児は積極的にやっていかないと育児スキルがどんどんママと開いてしまうので注意が必要です。
いわゆる「授乳以外全て」の育児はパパでもできるので、「パパがやるよ!」と言い、積極的に行っていきましょう!
それでも思っていたよりも育児が少ないかもしれないので、その分は家事をがんばりましょう!
私の場合、最初のうちは育児<家事が多かったように感じます。
④各種書類の手続き
出産後は子供関連で提出書類や手続きが多く発生します。
出産後の妻は体のダメージもあり、外出ができない状態のためこういった手続き関連は夫が行いましょう。
我が家では出産前に出生後必要な書類はファイルにまとめておき、すぐに申請できる状態にしておきました!
(私が準備したのになんかドヤってる)
⑤赤ちゃんと二人きりでも大丈夫なようになる
妻の体調が少し回復し、少しずつ外出ができるようになるとママパパそれぞれが一人で外出する機会もあると思います。
特にママは出産前後、思うように外出ができない状態だったのでいきたいと思っている場所があるでしょう。
そんな時にパパが赤ちゃんと二人きりでも大丈夫な状態をいち早く作ることは重要です。
オムツ替え、ミルク、ギャン泣き、など二人でいるときにママでなければできないことはないようにしておきましょう。
汚れ物は何で洗いどうしておくか、吐き戻しがあった場合の対応など、イレギュラー時の対応も大事!
ママは不安な箇所があれば二人でいるときに一緒にやっておきましょう!
⑥復帰後の生活シミュレーション
いざ育休が終わる、となった時おそらく生活が大きく変わるでしょう。
そんな時に実際に仕事開始した場合のシミュレーションを育休中からしておきましょう。
これらを育休が明ける前に夫婦で話し合っておきましょう!
復帰後の働き方や外出予定など細かくすり合わせしておくとよいです!
私たちはずっと二人でお風呂にいれていたのでお風呂ワンオペを育休中に試し、新たにグッズも購入しました!
▼我が家で購入した一人お風呂用のグッズ
⑦家族の時間を全力で楽しむ
最後に1番大事なことかもしれませんが、せっかくの育休なので家族の時間を存分に楽しみましょう!
パパママ二人で子供をあやしたり、おでかけしたり、じいじばあばに会いに行ったり、とやりたいことは全部やった方がいいです。
なぜならば育休期間は驚くほどに一瞬で過ぎていきます。。
家族の楽しみはちゃんと計画立てて行なっていくべき!
うちは育休が終わる前はめっちゃ予定詰め込んで遊んだね(笑)
育児に追われながらもちゃんと家族としての楽しみを作っていきましょう!
月齢別育休パパの1日の過ごし方
育休を取得したパパがどのような1日の過ごし方をしているか、については子供の月齢によって大きく異なります。
たった数ヶ月でも子供の成長は目まぐるしく、昼間の起きている時間や遊びの相手の仕方などが変わりました。
1週間で変わることもありました。
その子供の成長を感じれるのも育休の醍醐味♪
新生児期の1日の過ごし方
まずは育児が始まった新生児期のよく泣く日の1日の過ごし方を紹介します。
よく泣く日はぐずり対応に追われ、ほとんど何もできません。。
我が家では深夜のミルクは妻が担当、としていたので昼間は妻の睡眠時間を確保するためにも家事全般は私が行っていました。
よく寝てくれる日はもっと楽なんだけど、ぐずる日はとことんぐずって大変だったな。。
今思うと懐かしいけど、お互い初めての育児で不慣れなこともあって、バタバタだったね(汗)
▼新生児期の1日の流れについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
生後1ヶ月の1日の過ごし方
生後1ヶ月からは少しずつお散歩など外出が可能になったり、沐浴から大人と一緒のお風呂へと変化が大きい月でした。
また「寝かしつけ」に大苦戦したのも生後1ヶ月の特徴でした。
ひどい日は20時〜深夜2時まで寝かしつけをした日も。。
夫婦共に疲弊してた頃です。。
▼生後1ヶ月の1日の流れについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
生後2ヶ月の1日の過ごし方
生後2ヶ月の特徴は生後1ヶ月時に大苦戦していた寝かしつけがスムーズにいくようになってきたことです。
おかげで最低限の睡眠時間も確保され、生活にリズムができ始めました。
また、妻も少しづつ回復してきたので、負担にならない程度に家事も交代で行うようになりました。
妻の料理の美味しさを実感したのもこの頃。
がんばってみたものの、妻の料理には勝てなかったなぁ(汗)
でも確実に家事スキルは上がりました!
▼生後2ヶ月の1日の流れについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
生後3ヶ月の1日の過ごし方
各種イベントも落ち着いた生後3ヶ月はようやく生活が落ち着いてきた頃です。
お出かけもたくさんするようになり、リフレッシュもできました。
交代で自分の時間を作り、映画やサウナにも行くように!
お宮参りで長時間のお出かけができる、とわかってからは行きたいところにどんどん行くように!
やっぱり家にいるだけじゃなくて外に出るの大事!
明確に生活にゆとりが出始めたよね〜
それまでは二人体制でもてんやわんやだった(汗)
▼生後3ヶ月の1日の流れについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
育休中にやってよかったこと
続いて育休中にやってよかった!と思うことを紹介します。
ただし、育児・家事を行なった上で、かつ妻の体調に考慮することを前提としています。
①平日に家族でお出かけ
生後3ヶ月を過ぎたあたりから、子供を連れた外出に慣れてきたので特に平日は毎週のようにお出かけをしました。
育休が終わると平日はどうしても仕事がメインになってしまうので、今のうちにと赤ちゃん連れでも安心な水族館や観光地に出かけました。
子連れの外出はなかなか疲労もたまるので、次の日が仕事に響かない平日に行けるのは最高です。
我が家の場合は妊娠中と同じく行きたい所をリスト化して、どんどん消化していきました!
夫婦でお気に入りの場所に子供を連れていくのが嬉しくて♪
まだまだリストはあります(笑)
②適度な息抜き
育児が開始すると本当に毎日が子供の世話で一瞬で過ぎていくので、自分たちのことを考える余裕がなくなります。
生まれてからずっと二人で世話をしてきましたが生後3ヶ月頃、夫婦で共通の見たい映画が上映されたので交代で見に行きました。
その一人映画が「本当にリフレッシュできてよかった!」と今でも夫婦で話します。
月齢が低いうちはどうしても子供の世話中心に生活が回りますが、ぜひママもパパもリフレッシュして自分の時間を大切にしてみてください。
久しぶりの自分の時間で昔のように映画を楽しめて本当に嬉しかったなぁ〜
子供は大好きだけど、少し離れて自分の時間を作ることの大事さに気づいたできごとでした。
その後もジムやサウナなど、夫婦それぞれの時間を交代でつくるようにしています。
③家族旅行
仕事が始まったら落ち着いて旅行にいくのは先になるだろうな、と思い育休中に家族旅行で子供の温泉デビューをしました。
子連れでも大丈夫な温泉宿、かつ移動時間もあまりかからない場所を選び、私たちは伊豆の「淘心庵 米屋」へ行きました。
平日かつ早割の値段だったので、かなり安く泊まれて最高♪
オムツ用ゴミ箱の用意や食事スペースの居場所づくりなど、サービスがすごいよかった!
また行きたいなぁ〜
私たちはパパの育休が終わる頃に育児の振り返り&自分達への労いもかねて計画したので、自分達へのご褒美としても良いと思います。
④副業(ブログ運営)
育休中に育児以外の何かに取り組みたい、そんなパパは実は多いのではないでしょうか?
私もその一人であり、せっかく本業が休みなので以前取り組んでいたブログを復活させました。
正直、当初の想定以上に時間はないため思っていた以上に取り組めませんでしたが、育児・家事意外にもやるべきことがある状態、が個人的にはいい心持ちになりました。
あまり大きなことを始めると本来の育児・家事が疎かになりそう。
とはいえチャレンジしたいもどかしさもあり、うーん、難しい。。
夫婦で時間の使い方などコミュニケーションをちゃんととった方がよさそうだね。
私たちの場合、夫婦でブログに取り組むことで共通の話題や相談などもできたので非常によかったです。
また、子供用品はアフィリエイトサイトのセルフバックが多く存在するので、お得にベビーグッズを揃えることもできました。
ブログではなく、勉強や資格なども良いので育児・家事以外のがんばりたい分野を決めておき、バランスを見て取り組むのがおすすめです。
まとめ-心から育休をとってよかった!-
半年間の育休を経て、思うことは「心から育休をとってよかった!」です。
仕事から離れ、妻と子供と向き合える、そんな時間をたっぷり取れることは仕事をしながらだとなかなか難しいのではないでしょうか。
ただ正直、仕事以上にイレギュラーな毎日が続くので決して楽ではないですし、妻との喧嘩も多くしました。
よく育児は仕事より大変っていわれるけど、違う大変さがあるなぁ〜って感じました。
ただ、育休をとって得られる経験は今しかありません。
そして産前産後の妻は男性では想像できないくらいに大変です。
そんな妻を支えながら一緒に子供の成長を一緒に見守れる男性育休。
私はもし第二子に恵まれたらまた必ずとりたいと思います。