私は妊娠発覚後、待望の第一子ということもあり、”半年間”の育休を取得することを決めました。
妻が臨月に入るとほぼ同時のタイミングより育休を開始しています。
この記事では私が育休を申請〜取得までどのようなスケジュールで進めたか、またポイントなどを実体験でお伝えします。
少しでも今後育休取得を検討するパパにお役に立てれば幸いです!
《この記事を書いている人》
1990年生まれ、静岡県出身。
会社員。旅行系サービスの事業企画職(過去経歴→営業、営業推進、商品企画)。現在2社目。
2023年4-9月まで第1子のために育休取得!
・育休を取ろうか悩んでいる方
・育休についてどのように会社に相談しようとしている方
・実際の育休取得までのスケジュールを知りたい方
・他の方の育休取得までの流れを参考にしたい方
育休取得を決めた理由
正直、私は妊娠発覚後、育休を取得しようか悩むことはありませんでした。
・国としても男性の育休を推奨している
・会社としても男性の育休取得を推奨している
→よし、取ろう。以上です。
え、なんか軽くない?(笑)
私的にはとってくれるのは嬉しいからいいんだけど。。。
仕事的にも「ちょうど部署異動かなー」と思っていたタイミングでしたし、元より私は「自分の代わりはいくらでもいる」と考えるタイプ。
職場でも上司との関係も良好だったため、気を遣うことはなく、自分の意思としては取得する一択でした。
ただタイミングだけ、部署の仲間に迷惑のかからないように、かつ最大限育児に注力できる期間を選びました。
半年という期間は少しでも長く育休を取得したかったのと、私の会社のミッション(役割)が半期ごと設定されるので、抜けやすいと思ったからです。
せっかくの機会だし制度と上司が許してくれるなら長期で取りたい、と思い半年を希望しました!
妊娠発覚〜育休開始までのスケジュール
こちらが私が育休に至るまでの会社関連の出来事とスケジュールです。
取得までのポイントは次の章でまとめますが、相談から取得までスムーズに進めることができました。
本記事を記入するにあたり、妊娠発覚から毎日「トツキトオカ」というアプリの日記機能でまとめていた内容を参考にしました。
妊娠発覚後は全てのことがすごいスピードで過ぎていきます。
会社でのできごとだけでなく、妻との思い出や子供の記録も含めて日記を書いておくことと後で見直せるので非常におすすめです!
▼実際の日記の一部
初めて胎動を感じた日、や会社での出来事などを記録しています!
毎日の日課のため、妻とのコミュニケーションにもつながっています♪
ぜひ妊娠中の思い出づくりとして試してみてください。
取得までの4つの重要ポイント
続いて、取得までに重要だったと思うポイントを紹介します。
会社やパートナーによって詳細は異なると思いますが、参考になれば嬉しいです。
①育休期間・タイミングを妻とすり合わせ
これは育休を取得する以前で妊娠発後すぐに妻と話すべきことですね。
育休を取得したい、と思った時に
・里帰り出産の場合は育休えをとったらいつか合流するか
・妻も働いている場合、お互いの復帰タイミング
etc….
自分がこうしたい!という要望があったとしても妻との意見が合っていない状態はせっかくの育休がもったいないです。
我が家の場合、妊娠発覚前から「最低半年は取りたいと思っている」という話をしており、スムーズに意見の合わせることができました。
私は産まれるとなった時に仕事で居ない、は不安だったから予定日より少し前から育休に入ってくれる、と聞いてすごく嬉しかったなぁ♪
俺も初めての子供だし、出産とか何があるかわからないから先に取りたいと思っていて、意見が一緒でよかった!
出産予定日前に育休を実際に取得して感じたことを以下の記事でまとめています。
②上司への一次報告はなる早!
女性の場合、つわりもあるので妊娠2-3ヶ月が多いようです。
妻とは3ヶ月検診を終わってからにしよう、と話していましたが、上司と1on1の機会があったので、妊娠発覚後すぐに一次相談をしました。
内容としては「未確定だが、妻が妊娠したかもしれない。もし順調にいけた場合、育休を取りたいのですがよろしいですか」と伝えておきました。
その一次相談の時に上司からは期間も含めて快諾をもらい、実際に3ヶ月検診後の本格的な育休の打診がかなりしやすくなりました。
上司としても人材配置など早めに検討ができると思うので、未確定だとしてももし育休を取得したい場合は早めに上司に相談してみてください!
半年の育休に快諾してくれる上司でよかった!
いい上司に巡り会えてよかったね!
③会社の制度はフル活用しよう!
無事に育休取得を上司と握った後は育休について国の制度だけでなく、会社の制度もしっかりと調べてみましょう!
現在国や会社としても男性の育休取得には積極的であり、様々な制度が用意されています。
国の制度については厚生労働省がわかりやすくまとめてくれています。
会社の制度はぜひ社内HPなどで隅々までチェックしましょう!
私の会社の場合、男女兼用の育休専用サイトが用意されており、国の制度とは別に追加で有給が付与される制度があることを知りました!
結構な日数の有給が通常の有給とは別途支給されたので、私の場合
・追加で付与された有給
・育児休業
の3つを組みあわえて半年間の育休を設定しました。
ちなみにボーナス月に「育児休業」を取得すると社会保険料が免除になり、手残りが増えます。
令和4年4月より制度の変更もあったので、ぜひ1度調べてみてください。
ちなみに制度を利用して育休を取得する場合、自身が予定している取り方に問題がないか、人事などに確認しておくと不安がなくなるのでお勧めです!
④職場の負担を減らし、気持ちよく育休スタートへ!
最後のポイントは転職時や異動時でも同じだと思います。
育休取得でも同僚への負担を気にして取りづらい方も多いのでは。
私の場合、元々4月に入ったら完全に育休を開始する予定でしたが、引き継ぎ状況などを考慮し、4日ほど出勤することにしました。
その際、週1-2回のみの出勤とし、少しづつフェードアウトすることにしました。
その出勤日には引き継いだ相手のヘルプができたり、自身の残務を最後まできっちりとこなすことができたり、と心配事が減りました!
最後少しだけ出勤することで最低限新しい環境のフォローをした上で休みに入れたので、気持ちよく育休に入ることができました!
実際の職場・周りの声
最後に半年間の育休を取得することを決め、上司や同僚、家族などからあった声や意見などを包み隠さずにお伝えします。
意見としてはほぼ全員が「祝福と応援」のコメントをくれました!
上司からは「今の時代には必要なこと。ぜひ育休を取得した上で人間的に大きくなってほしい」や「男性育休取得のハードルを下げてね」まで言われました。
ほんと職場に恵まれたね!
私もこういった男性が増えてくれたらいいと思う!
また否定的、まではいかないですが意見として「せっかく半年なら産まれた後の半年の方が嬉しいですよ!」や「産まれる前に休みに入って、男性は何するの?」とは言われました。
ここは夫婦ごとに意見の分かれるポイントだと思っていましたし、仕事の都合や妻とは意見が合致していたので、気になることはありませんでした。
まとめ
今回は一般会社員である私が妊娠発覚後、育休の申請〜取得までのスケジュールとポイントについてお伝えしました。
現在、育休取得中かつ出産がまだということもあるので、この育休についてよかったかどうかを評価することができません。
ただ育休が終わった時に「取ってよかった!」と心から言えるように育児をがんばりたいと思います!
▼父親学級に参加した時をまとめた記事です。
▼職場の方にいただいたおすすめパパ本
帯の「育児は21世紀のビジネススキル」が刺さりました。
妻の妊娠中のことだけでなく、「パパ大好き!といわれる遊び方」など予習もばっちりです(笑)
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