この記事にたどり着いた方はこんな悩みを抱えているのでは?
・パパだと寝かしつけができない(もはやギャン泣き・・・)
大好きな我が子に嫌われてしまった、、と落ち込むパパも多いのでは。
これはいわゆる「パパ見知り」という現象のようです。
対策として、「パパとの接触頻度が〜」と書かれた記事が多くありますが、安心してください。
私は半年間の育休を取得し、生まれた時からずっと一緒に居ても“パパ見知り”が3ヶ月頃から発動し、パパの抱っこではギャン泣きされて寝てくれません。。
始まった時は本当にショックでした。。
妻にも迷惑をかけている感じが辛かったです(涙)
パパの抱っこでも寝てもらうべく、様々な挑戦をしてきましたが、生後6ヶ月過ぎまでどうしても夜の寝かしつけだけはどうしてもできませんでした。
そして現在、我が子は9ヶ月を過ぎましたが、生後8ヶ月過ぎで再度パパの寝かしつけが可能になりました!本っ当嬉しい♪
本記事では我が家のパパ見知りの体験談をお伝えしたいと思います。
同じく”パパ見知り”で悩んでいるパパにとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
大事なことは嫌われているわけではないということ!
我が家の”パパ見知り”の特徴
”パパ見知り”の特徴は子供によって大きく異なるようです。
ひどい場合、パパと目が合うだけでギャン泣きという子も。。
我が家はそこまではなかったのですが、我が家の”パパ見知り”の詳細を紹介します。
どんな状況で発生する?
我が家では、昼夜問わず、パパが抱っこをして寝かしつけをしようとすると両手を上げてギャン泣きして止まらない、というものでした。
従って、普段の抱っこやオムツ替え、お遊び中やお風呂などは”パパ見知り”が発生することがありません。
抱っこの方法が抱っこ紐でも腕で抱き上げる形でも、いずれもギャン泣きになり泣き止みませんでした。
寝かせるぞーってのが赤ちゃんに伝わってるのかなってくらい寝かしつけ時だけでした。。
最初は機嫌が悪いのかなと思っていたのですが、ママと交代をするとすぐに泣き止む姿を見て、パパが原因であることがわかりました。
しかし、ちょうどその頃じぃじが抱いても同じ状態になっていたので、”パパ見知り”というよりもママ以外がだめ、という状態のようです。
なんでだろうね〜
特段変わったことはしていないつもりだけど。。
ママが羨ましい。。
お腹の中から一緒にいるのはやはり違うのか、、
いつから?
“パパ見知り”が明確に始まったのは生後3ヶ月の後半です。
似たような兆候は生後2ヶ月頃から発生していましたが、その時は単発のため機嫌が悪かったと考えていました。
しかし、生後3ヶ月の後半には毎日同じ状況で子供がギャン泣きをしだしたので、”パパ見知り”が始まってしまったと認識しました。
最初は信じたくなかったけど、ママに交代したとたんに泣き止む我が子を見て、受け入れざるを得ませんでした。。
どれくらいの期間続いた?
仕事も再開し、ほぼママに頼ることも多くなってきましたが生後8ヶ月過ぎに試しにやってみたところすんなり寝てくれ、それ以降は以前のように寝てくれるようになりました!
生後4-6ヶ月の間は稀にできることがあったかなー、、というくらいで残念ながら明確に改善されることはありませんでした。
久しぶりにパパの抱っこで寝てくれた時は感動しました(涙)
今はママと一緒にねんトレ中!
よかったね〜
私も寝かしつけがパパもできると助かる♪
(補足)パパ嫌期との違いは?
パパ見知りと似た状態としてある”パパ嫌期”。
症状は似ているものの特徴が若干異なるようです。
明確な定義はないようでしたが、様々な記事を参考に特徴をまとめてみます。
パパ見知り | パパ嫌期 | |
主な発生時期 | 生後5~7カ月頃 | 2歳前後 |
原因 | 人見知りの始まり | イヤイヤ期 |
症状 | パパの抱っこや寝かしつけで泣く | パパの抱っこや寝かしつけで泣く、(意思があり)嫌がる |
大きな違いはパパ嫌期は月齢が比較的進んだ後に「子供が意思を持って嫌がる」こと。
一方で”パパ見知り”はまだ自我等はなく、人見知りとしてママ以外を嫌がる、という傾向のようです。
我が子の場合、発生したのが生後4ヶ月頃だったのでパパ嫌期ではなく、パパ見知りだと認識しました。
言い方の違いだけでパパが辛いのは同じですが、、
そしてこの後パパ嫌期も待ってるのかぁ〜
”パパ見知り”期間中に寝てくれた行動
多くの記事で”パパ見知り”の改善策として、「パパとの時間を増やしましょう!」と書いてあります。
しかし、私は育休を取得し、授乳以外の全ての育児を全力で行なっていましたが残念ながら”パパ見知り”は発生していまいました。。
どんなパパでも起きる時は起きる、と考えるしかありません(涙)
子供への愛情が足りないから、ではないはず!
本章ではパパ見知り期間中に数回は寝てくれた行動を紹介します。
①抱っこ紐で外を散歩
家の中での抱っこでの寝かしつけがほぼ無理になってから、唯一寝ぐずりもせず寝てくれる手段でした。
やることは抱っこ紐で近所(できれば閑静な住宅街)をただ歩くだけ。
お風呂後に外に出るのはしたくないので、夜の本寝以外でしかできませんが、我が子は約20分ほどで静かに寝落ちてくれることが多いです。
どんな手段でもパパの抱っこで寝てくれるのは本当に嬉しい!
軽い運動にもなるし、腕も痛くならない♪
しかもその間、ママは家で一人になれるので休憩ややりたいことをしてもらえます。
家の中を歩き回るより気分転換にもなるので私もやっています。
何よりパパが嬉しそうでよかった(笑)
個人的に寝かしつけをしないまでも外出先などで積極的に抱っこをすることでパパの抱っこに慣れてもらうのも大事だと思いました。
注意点として、外の気温や紫外線などを考慮して赤ちゃんの服装やカバーなどを持っていくようにしましょう。
②意識的にゆっくり動く
パパの抱っこだけで泣くため、ママとの抱っこの仕方を比較した時に「動きが大きいかも」という話を妻からされました。
あやす時にスクワットだったり左右に揺れるのですが、その動きがママと比べて大きかったことに気付かされました。
元々体格差もある中で、パパの抱っこの方が動きが大きいとなると、赤ちゃんはびっくりしていたかもしれません。
細かいところも含めてママの抱っこの仕方やあやし方をまねしました。
抱っこ中の「シィー」も効果的でした!
ギャン泣きされると少し焦ってしまうのですが、意識的にゆっくり動くことで少しづつ泣くことが少なくなっていきました。
③おもちゃを使って気を紛らわせる
私だけかもしれませんが、パパの抱っこだけギャン泣きされると育児に対しての自信が持てなくなりました。
パパの抱っこじゃ泣いちゃうし、、と思って育児をいつも以上にママに頼りたくなっていました。
そんな中、あやすおもちゃを使ってでも、なんとか寝かしつけが最後まで一人でできた時、非常に嬉しかったのを覚えています。
自信がなくなった時、「できるという経験を得る」こと以上に良いことはありません。
大好きな宇宙兄弟で出てくるイヴァンの名言♪
ママに頼りながらも、一人で最後まで対応できそうな時にぜひチャレンジして、できた経験を積んでみてください。
ちなみに私の愛用品の寝かしつけおもちゃは「泣く子もケロリ」です!▼
抱っこしながらひたすらカシャカシャやっていると泣き止み、寝てくれるように!
その頃は常に近くに置いてたな(笑)
新生児の時から使ってるけど、ここにきて大活躍だったね♪
④部屋を変える
夜の寝かしつけは寝室の薄暗い部屋で行っていましたが、あまりにも泣き止まないので、リビングに移動したところ泣き止み、そして寝てくれたことがあります。
昼間自分もいる場所だから安心したのかなー
何度も通じる方法ではありませんでしたが、一時泣き止むことが多かった方法の一つです。
その際、真っ暗にする必要はありませんが赤ちゃんの目に入る電球などは決して行った方が寝つきやすかったです。
⑤縦抱き→横抱きに変える
我が子の場合、首がすわる前から横抱きよりも縦抱きが好きでずっと縦抱きをしていました。
あまりにも泣き止まない時に、久しぶりに横抱きにしたところ、落ち着きそのまま寝た日も!
久しぶりに横抱きにして赤ちゃんの大きさにびっくり!
そのまま寝てくれてほんとよかった・・・
これは私も泣き止まない時に試して、そのまま寝たことある!
状況が変わって一瞬落ち着く間に寝ちゃうのかな?
補足:ミルク(食事)をあげるようした
我が家はもともと混合育児です。
パパは授乳ができない分、ミルクをあげる際はパパがメインであげていました。
しかし、備品の手入れや湯冷し等が無い”楽さ”と、母乳が順調に出ていたこともあり、だんだんとほぼ完母のような状態になりました。
外出時など特にミルクだと荷物をけっこう持って行くことになるけど、授乳だと身一つで行けるから楽なんですよね〜
そして”パパ見知り”が始まった直前の4-5日が連続して授乳のみだったので、パパ=ご飯をくれない人と認識されてしまったのでは、と考えました。
ママとの育児の差で大きかった部分ですし、赤ちゃんも生き物なのでご飯をくれる、ということの重要なのかもなぁと思いました。
幸い、我が家のパパ見知りは寝かしつけ以外は発生しなかったので、改めて1日1回はパパからミルクをあげることを再開しました。
そうすることで「パパ=ごはんをくれる人」の認識を改めてしてもらうようにしてから、”パパ見知り”が軽減されたように感じました。
追記:我が家では生後4か月中頃に哺乳瓶拒否が始まり、パパがミルクをあげることもできない状態になりました(涙)
どうしても泣き止まない時はママに交代
ある記事では「泣き止まない中その行動を続けると“嫌なことをしてくる人”として赤ちゃんに認識されてしまい、逆効果」と書かれていました。
従って我が家では、ギャン泣きがあまりにも止まない場合はママに交代をしていました。
自分一人で頑張りたいたいですが、仕方なし。。
そして交代した直後に泣き止む我が子を見て、さらに落ち込むという(涙)
時間で測っていたわけではありませんが、だいたい15-20分くらいがんばってだめだったら交代していたと思います。
パパの活躍の場は他にもあること、またもう少し大きくなればたくさん触れ合える機会が増えることを祈り、ママに頼らせてもらいましょう!
頼られるのは全然問題なかったけど、見るからに落ち込んでる姿は可哀想だったな。。
ママはぜひパパを元気づけてあげてください!
まとめ -パパ見知りを乗り越えましょう!-
愛する我が子が自分を嫌いになったような気になる”パパ見知り”は、パパにとって非常に怖い現象。
よくパパと接する時間が短いから…というような記事を見かけますが、私は育休を取り、子供と過ごす時間が長くても”パパ見知り”は起きてしまいました。
パパ見知り→「パパが嫌い」ではなく「ママが好き」なだけなので、嫌われていないという心を常に持ちましょう!
そんな中、今回紹介した行動を行うことで、一時的にではありますがパパ見知りが軽減されたり、パパの抱っこで寝る日も出てきました。
また、生後8ヶ月を過ぎた頃には再度パパの抱っこで寝てくれるようになったのでぜひ完全には諦めずに定期的にチャレンジはしていきましょう!
私の経験が同じ悩みを持つパパの少しでも役に立てれば幸いです。