都内のお宮参りで人気の「明治神宮」。
私たちも第一子、初めての正式イベントなので、せっかくならばと有名な「明治神宮」でお宮参りをすることにしました。
今回の記事では、明治神宮でのお宮参りを検討している方向けに私たちの体験記をお伝えできればと思います。
体験してみて”事前に知っておきたかった内容”や、”他の方にもお勧めの情報”もまとめていますので、参考になれば幸いです!
小さな赤ちゃんを連れてのお宮参りは、不安がつきもの!
詳しくお伝えしますね。
明治神宮でのお宮参り
明治神宮は、都内で最も有名なパワースポット!
お宮参りだけでなく、七五三やお祓(はら)い、合格祈願や就職祈願など、さまざまな内容で参拝・祈願が可能です。
今回は、そんな明治神宮で『お宮参り』をする際の基本情報をご紹介します。
予約について
明治神宮でのお宮参りは”予約不要”です。
ご祈願は9時30分〜16時30分の間で、30分毎に行われています。
上記時間の中で開始10分前までに申し込みを行うと、いつでもご祈願できます。
申込後は、授乳やおむつ替え、お手洗いなどができなくなりますので、ご家族や赤ちゃんの準備が整ってから申し込みをしましょう。
ご祈願内容に関わらず、同じ時間帯に申し込んだ方と一緒に祈願となります。
予約不要なため、天候やご家族・赤ちゃんの体調などにあわせて調整しやすいところが利点です!
月齢低い赤ちゃんは特に、予期せぬトラブルは付き物。
予約不要なので、天候や家族・赤ちゃんの体調にあわせて調整しやすいところがポイントでした!
初穂料(はつほりょう)と授与品について
明治神宮での初穂料は個人の場合、【5千円・1万円・3万円】から選べます。
上記金額であれば二人舞の神楽舞となります。
また、1万円より祈願神符(おふだ)が大きくなり、名前を入れていただくことができます。
さらにお宮参りの場合は初穂料が1万円以上の場合、「お食い初め膳」がお下がりに入ります。
予約不要であること以外にも、このお食い初め膳を頂戴したく明治神宮にしました♪
初穂料1万円の際のお下がりの中身について、例として我が家でいただいたものを紹介します。
・名入りの祈願神符(おふだ)
・神饌(しんせん) ※砂糖菓子
・御神酒
・お喰い初め膳
こんなに丁寧にきちんとしたものをいただけて、かなりテンション上がりました♪
さすが明治神宮!
受付場所
お宮参りの受付場所は、本殿向かって右側(東側)の神楽殿正面受付で行っています。
「本殿エリアに入って右手」と覚えておきましょう!
ご祈願受付の看板が見えます。
入口にお宮参りの申込書があるのでご祈願の準備が全て整ったら受付に提出しましょう!
オムツ替え・授乳・着替えなどは”全て済ませてから”申込書を受付に持っていきます。
待機場所にはそれらのスペースがないため、先に済ませましょう!
オムツ替え/授乳スペースについて
おむつ替え・授乳スペースは共に、神楽殿内の地下にあります。
授乳スペースは女性のみ利用可となりますが、おむつ替えスペースは男女トイレそれぞれに設置されているため、パパ/ママどちらでも対応可能です。
受付の方に聞いて、場所を教えてもらいました!
授乳スペースには調乳用のお湯もあるため、安心して利用できますよ!
服装について
私たちは7月にお宮参りをしたため、暑さ対策も含めてママはワンピース、パパはスーツパンツにワイシャツのセミフォーマルで行きました。
会場にはもう少しラフな服装のかたもいたので、あまりにカジュアルなものでなければ、比較的自由な形で問題なさそうです。
赤ちゃんは産着の下に甚平を着て、少しだけおしゃれにしました。
赤ちゃんの産着の下は何でもいいようですが、せっかくのイベントなので、ちょっぴりおめかししました!
最近は産着を使わずベビードレスを着せる人も多いし、家庭の状況や好みでよさそう!
赤ちゃんの産着は【着物宅配レンタル専門店 きものレンタリエ】でレンタルしたので事前準備の章で詳しく説明します。
アクセスについて 〜ベビーカーは使える?〜
私たちは車を保持していないので、電車で原宿駅まで行きました。
原宿駅は改装後かなり綺麗になっていて広く、ベビーカーでも安心♪
EVもスペースにゆとりがありました!
原宿駅の西口明治神宮方面から出れば、明治神宮の入り口は目の前!
親族と現地集合にする場合は、広くてわかりやすい「正参道入り口」がよさそうです。
正面入り口からご祈願をする神楽殿までは、徒歩15分程。
砂利道ですが、両サイドに舗装された道もあるので、ベビーカーでも安心して通ることができました!
観光目的でベビーカーを押しての参拝者も多く、子連れでも安心です。
明治神宮は都心にありつつも緑豊か。
まるで森の中を歩いているようなので、7月でしたがとても気持ちよかったです♪
ご祈願にかかる時間
一緒に祈願する人の人数(組数)により多少前後すると思いますが、私たちの場合、4組ほどの祈願で30分弱でした。
申込後に待合場所で待機し、時間になると本殿へ案内されます。
ご祈祷中は畳の上で正座が基本ですので、ここからは、赤ちゃんの機嫌次第で戦いです・・
私は久しぶりの正座で終わった時に足がくがく(笑)
うちは首を動かしたがる時期だったので、赤ちゃんを支えるのに一苦労・・(汗)
大変な時はパパに交代したりして、対応してくださいね!
二人の巫女さんが踊ってくれる舞は、とても綺麗でした。
神楽殿もとても美しいので、ご祈願の楽しみの一つになりそうです♪
【事前準備】当日慌てないように♪
お宮参りは赤ちゃんが生まれて始めての大きなイベントになるご家庭も多いですよね。
特に、月齢が低いタイミングで行うことが多い行事のため、事前準備も大切!
私たちが行った事前準備について、参考までにご紹介します。
産着レンタル 〜きものレンタリエ〜
セミフォーマルや私服でのご祈願も可能な明治神宮でのお宮参り。
しかし、せっかくのイベントなので産着も着せたくなりますよね。
産着は購入すると高額になるため、我が家では【着物宅配レンタル専門店 きものレンタリエ】を利用し、産着をレンタルすることにしました。
着用日を指定し申し込むと、お宮参りの2日前に着物セットが届きます。
お宮参り後は、着用翌日午前中までにコンビニから配送すればよいため、レンタル方法も簡単。
レンタルスケジュールの余裕、手間が少ないか、デザイン、価格などが決め手となりました。
着用日前に届くため、自宅で着せ方の練習や記念撮影も可能です!
届いた箱の中に、自宅での記念撮影の例があり、実践してみました!
スタジオ撮影のような仕上がりは難しいですが、赤ちゃんの機嫌に合わせて撮影できたので、心配が少なく良い思い出になりました♪
我が家は、当日産着を着せるのはパパの役目だったので、結び方など事前練習をしました!
当日は母親にも手伝ってもらいましたが、事前確認することで当日慌てずにすみました。
当日は産着と小物セットを持っていき、待合所で着用しました。
「産着の購入は考えていないor難しいけれど、せっかくなので産着は着てみたい!」そんな方には産着レンタルがおすすめです!
初穂料の準備
マナーとして、初穂料はのし袋に入れて持っていきましょう。
詳細は様々なサイトで紹介されています。
私たちは、前日夜に準備することになり、バタバタ(汗)
今はコンビニにものし袋がありますが、当日忘れないようにお気をつけて!
明治神宮では1万円か3万円の初穂料でお食い初め膳もいただけるため、ぜひ検討してみてくださいね。
記念写真 〜ラブグラフを検討〜
ご家族にとって大きなイベントとなるお宮参り。
産着同様、せっかくのイベントごとなので、”いい写真が欲しい!”と考えるご家庭も多いのではないでしょうか?
我が家では「ラブグラフ」での出張カメラマンを検討しました。
カメラマンの撮影としては手頃で、写真の雰囲気など好みのカメラマンを手配することも可能なため、ニーズとマッチしました。
最終的に、食事の予定もあり当日の内容を詰め過ぎてしまうことが懸念となり、プロの写真撮影は断念しましたが、今後ぜひ利用したいサービスでした!
「ラブグラフ」では撮影場所も自由に相談できます。
自宅での日常風景の撮影も可能なため、我が家ではお宮参り以外で利用をすることにしました。
私たちは夏だったので、小さな赤ちゃんを連れて長時間暑い外にいることを懸念し断念・・
季節や月齢にもよると思いますが、ご祈願後は赤ちゃんも疲れていたので、結果的に詰め込まなくてよかったなと思います。
ラブグラフではお宮参りの写真撮影も多数実施しているようなので、ご家庭の状況に合わせて依頼してみてくださいね!
我が家は当日のプロカメラマン撮影は断念したものの、記念として身内のみで簡易的な写真撮影をしました。
赤ちゃんの様子や気候をみながら撮影できたので、写真の質は下がるものの、カジュアルに思い出を残すことができました。
平日にご祈願をしたこともあり、8割が外国人観光客!
海外の方が親切に声をかけてくれ、家族全員での写真も撮れました♪
お宮参りの文化は日本特有なので、産着姿にも興味をもってもらえたみたい!
赤ちゃんがかわいい、と話しかけてくれました♪
食事 〜”レストランよよぎ”を席予約〜
我が家では祖父母も遠方から駆けつけてくれたので、お宮参り後に食事も一緒にすることになりました。
おすすめは明治神宮内にある「レストランよよぎ」!
比較的手頃な値段かつ綺麗で広いレストラン、また、お宮参り利用者も多いスポットなので、赤ちゃんも入店可能です!
予約時にお宮参り後であることを伝えると、ベビーベッドも席に用意してくれていました。
お宮参り利用者もいるせいか、スタッフの対応もスマートで、心遣いがとても嬉しかったです♪
我が家はベビーカーをテーブルにつけて利用させてもらいましたが、スペースも余裕があるので安心でした。
お茶など軽食利用も可能なので、ご祈願後の休憩にもピッタリです。
ぐるなびからの席予約も可能です! ※食べログは電話予約のみ
接客もとてもよかったです♪
祖父母もいるおかげで、久しぶりにゆっくりと食事を楽しむことができました〜!
お出かけセットの用意
月齢が低い赤ちゃんとの長時間の外出は、何が起こるかわかりません。
自宅からのアクセスやご家庭毎の所要時間にもよりますが、念のためにお出かけで必要なものは全て持っていきましょう!
我が家は当日、以下を持ってご祈願に行きました〜
参道が舗装されており、ベビーカーでのご祈願・参拝が可能だったので、大荷物でも負担にならず安心でした。
【当日の流れ】時間に余裕を持って、素敵な思い出に♪
最後に、我が家の当日のご祈願スケジュールを紹介します!
- 10時40分親族と原宿駅集合、神楽殿まで歩き
- 11時神楽殿(御祈祷エリア)に到着
- 〜11時40分オムツ替え、ミルク、産着着用
- 11時45分受付
- 〜12時待ち合いスペースで待機 ※椅子有り
- 〜12時20分神楽殿にてご祈祷
- 12時25分お下がりやお札をいただく
- 〜12時45分本殿付近にて写真撮影
- 13時〜「レストランよよぎ」にて食事
- 14時原宿駅で解散
我が家はご祈願前の待ち時間に赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまい、ご祈願中の産着の着用は無理せず脱いで参列しました。
赤ちゃんの様子を見て、臨機応変に対応するのがよさそうです。
ご祈願後には、少量のお酒の振る舞いもあります。
授乳中のママは気をつけてくださいね!
プロカメラマンの撮影もしない予定だったので、ご祈願を最優先とし、身内のみの写真撮影はご祈願後に実施しました。
我が家のbabyはご祈願後にだんだん疲れて眠くなってきたので、ギリギリセーフ!(笑)
よくがんばってくれたね♪
月齢低い赤ちゃんは、授乳/ミルクやおむつ替えも頻繁ですが、原宿駅・明治神宮内どちらもオムツ替え・授乳スペースがあるので、赤ちゃんの様子で調整してみてください。
まとめ 〜明治神宮でのお宮参りはお勧め!〜
時間に余裕をもって行ったこと、最低限の行事だけにしたこともあり、当日はトラブルなくお宮参りをすることができました。
都心にありながらも緑豊かな明治神宮。
木々を眺めて参道を歩いたり、立派な神殿で我が子のご祈願ができ、大満足な一日となりました!
七五三も明治神宮にしたいな!と思えるほど、本当に素敵な場所でした。
多くのご家族にとって、出産後の初めての大イベントになるであろうお宮参り。
ぜひ事前準備をしっかりと行い、素敵な時間にしてくださいね。
明治神宮でのお宮参りは、とても素敵な思い出になると思いますよ♪