生後0-1ヶ月に実施する新生児の沐浴。
みなさんはどんな方法で沐浴を実施していますか?
私たちも地域の両親学級などで事前に勉強し、沐浴を実践したのですが、実際に体験してみるとてんやわんや(汗)
・洗い残し、流し残しがないか不安
・沐浴布がすぐとれる、または邪魔
・泣いて暴れる時、落とさないか怖い
ところが、後日助産師さんから聞いた沐浴方法がとても画期的!
沐浴布を使わず、お湯もためない、圧倒的に簡単かつ新生児のお肌を守りながらしっかりと洗える、最新の沐浴方法でした。
今回はそんな沐浴方法をご紹介します!
※この記事は、育児未経験の夫婦が助産師さんに教えていただいた方法を体験談としてまとめた記事です。専門家の記事ではありませんのでご了承ください。
従来の沐浴との違い
まず、私たちが最初に実践した沐浴方法は、父親学級で教えてもらった沐浴布を使い、ベビーバスに湯をためて洗う一般的な方法です。
退院日にこのプリントを復習して沐浴に臨みました。
しかし、実際にやってみて感じたこととしては、、
・洗い残し、流し残しがないか不安
・沐浴布がすぐとれる、または邪魔
・泣いて暴れる時、落とさないか怖い
これ、毎日やるの結構しんどくない・・・?(涙)
そう思った矢先、助産師さんからの沐浴指導があり、最新の沐浴方法を教えてもらうことができました!
これが感動的なほど、我が家には簡単でやりやすかった!!
従来の沐浴方法との違いはこちらです。
従来の沐浴方法 | 最新の沐浴方法 | |
沐浴布 | 使う | 使わない |
赤ちゃんの支え方 | 片手で支える | 専用の椅子やシートに座らせる |
洗い方 | 片手で洗う | 両手で洗う |
お湯溜めの有無 | ベビーバスに溜める | お湯は溜めず、シャワーのみ |
赤ちゃんのご機嫌 | 赤ちゃん次第 | 途中工程で泣き止むことが多い ※詳細は工程⑦ |
ベビーバスの種類 | 通常のベビーバス ※お湯を溜められるもの | STOKKEの”フレキシバス” または、ベビーマットでも可 |
我が家で1番感動したのは、赤ちゃんを片手で支え続けなくていいというところです。
沐浴中に暴れることが多かったので、片手だけで支えるのは不安でした。。
また体力的にもきつかったので、それが解消されて最高♪
片手が空くことで両手で赤ちゃんを洗うことができるので、隅々まで落ち着いて洗うこともできます。
▼沐浴布の必要性など、今回紹介する沐浴法とほぼ同じ方法について説明されている記事は以下になります。
記事の一部を抜粋すると、
最近広まってきたのが、新しい沐浴方法。赤ちゃんをお風呂の洗い場のバスマットなどに寝かせ、たっぷりの泡を手に乗せてやさしく洗い、シャワーなどでよくすすぐというもの。
https://comodo.life/everyday/article-1072.html
この方法のおかげで約1ヶ月にわたる新生児の沐浴を、大きな負担を感じることなく、楽しみながら終えることができました。
この方法のほうが泣いてることが少なくて、赤ちゃん自身も快適だったんじゃないかな〜と感じます♪
使用するベビーバス→STOKKE”フレキシバス”
今回紹介する沐浴方法について、使用するベビーバスはSTOKKEの”フレキシバス“です。
また、この沐浴方法を実施するためにはオプションの「ニューボーンサポート」が必要になります。
これがないと通常のベビーバス同様に片手で赤ちゃんを支えることになってしまいます。
最新の方法で沐浴をすると圧倒的に楽で綺麗に洗えたベビーグッズ♪
ベビーマットでもOKみたいですよー!
また、フレキシバスは新生児の沐浴だけでなく、プール代わりにしたり、洗濯物の漬け置きやおもちゃ箱などの収納としても再利用できます。
ベビー用品は短期間しか使えないものが多いけど、長期的に利用ができるのは助かるよね!
生後6ヶ月〜はワンオペ時の待機場としても活躍中♪
【画像付き】実際の沐浴のやり方
ここからは助産師さんに教えてもらった沐浴の手順を画像付きで紹介していきます!
実際に約1ヶ月実施した上で、我が家で追加した細かいポイントも合わせて紹介しますね♪
①沐浴の事前準備
赤ちゃんの服を脱がす前に、浴室または洗面台や台所のシンクでフレキシバスを広げ、シャワーのお湯を出しておきます。
お湯の温度をは赤ちゃんに適す温度(38〜40度くらい)で、水圧が強くならないように注意しましょう。
赤ちゃんを置く「ニューボーンサポート」の部分にお湯をあてて温めておくと、赤ちゃんも安心して沐浴することができますよ!
この時、フレキシバスの栓は開けたままにし、お湯は全て流れる状態にしておきます。
沐浴後のお着替えや保湿セットなどは、通常の沐浴同様に、お部屋に事前に用意しておきましょう♪
・栓は開け、お湯が流れる状態にしておく
②服を脱がし、沐浴場へ連れていく
事前準備ができたら赤ちゃんの服を脱がします。
その際、うんちをしていたらお尻拭きで軽く拭いてあげましょう。
拭かずに連れて行ったら、ベビーバス内にうんちが浮いてしまって、洗い流すのにちょっぴり苦労しました(汗)
また沐浴場へ運ぶ際、途中でおしっこなどをされないために、おむつのテープを外し、すぐに取れる状態にした上で運び、直前でおむつを外すのがベストです。
もしうんちをしていた場合は事前におむつを外してしまい、お尻拭きなどで軽くガードして連れていくのもアリだと思います。
沐浴場に連れてきたら、ゆっくりと赤ちゃんを上向きでニューボーンサポートに置いてください。
・直前までおむつをした状態で運ぶ、もしくはお尻拭きでガードして連れていく
③足からお湯をかけ、お湯に慣れさせる
いきなり洗い始めるのではなく、まずは足からゆっくりとシャワーをかけてあげ、慣らしていきます。
あったかいね〜!気持ちいいね〜!と、声をかけながらやってあげましょう♪
シャワーは沐浴が終わるまで出し続けた状態でベビーバス内に入れておき、すぐに流せる状態を作っておきます。
・シャワーは出しっぱなしでバスに入れておく
④頭を洗う
お湯に慣れたら、まずは頭を洗っていきます。
シャワーで頭を流した後、両手で頭を洗います。
「ニューボーンサポート」のおかげで支えがあり、両手を使うことができるので、優しく丁寧に洗ってあげましょう♪
後頭部は後工程でうつ伏せにした際に洗うことができるので、この時点では頭の前半分のみで大丈夫です!
しっかり洗えたらシャワーで流します。
・この時点では頭の前半分のみの洗髪OK
⑤顔を洗う
頭が洗えたら続いて顔を洗います。
こちらも手で洗っていきますが、汚れがたまりやすい眉毛、目尻、鼻の周り、口周りはしっかり洗ってあげましょう。
目の周りを洗うことに不安を感じるかもしれませんが、大丈夫。
助産師さんによると、赤ちゃんは自然と目を瞑ってくれること、また赤ちゃん用ボディーソープは優しいため、すぐに流せば問題ないそうです。
流す時は片手で赤ちゃんの後頭部を支えて少しだけ起こしてあげながら、顔の上からシャワーをかけます。
流したあとにシャワーを置き、手で顔をやさしく拭って水滴をとってあげます。
洗浄成分の洗い残しがないよう、2-3回にわたり上からシャワーをかける→拭うを繰り返します。
・流すときに軽く赤ちゃんを起こして上からシャワーをかけ、水滴を拭う
⑥首から体、手足を洗う
続いて、体全体を洗っていきます。
最初に指を使ってやさしく首を洗ってあげてください。
首のシワが洗いづらかったら、前工程のように顔を少し持ち上げてあげましょう。
次にお腹周りを洗い、両足を両手を使って洗っていきます。
沐浴中におしっこなどをする可能性があるので、陰部は最後に洗うため、この工程では省いて大丈夫です。
手は口に運んでしまうことが多いので、片手ずつ洗浄し、洗い終わったらすぐに流してあげることで、泡が口に入ることを防ぎます。
赤ちゃんは顔に近い手を口に持っていくことが多いそうなので、顔の向きを変えてあげながらしっかり洗ってあげましょう。
手を洗い終わったら、体全体をシャワーでしっかりと流していきます。
・手は片手ずつ洗い、泡がついた状態で口に運ぶことを防ぐ
⑦うつ伏せにし、背中と後頭部を洗う
体の前面が洗い終わったら、ゆっくりと赤ちゃんの首を支えながら持ち上げ、うつ伏せ状態にして再度ニューボーンサポートへおろします。
ひっくり返すのは最初は少し難しいけど、首をしっかりと支えて両手を使ってゆっくりやれば大丈夫!
この時、赤ちゃんの手や足が引っかからないよう、また、お腹にいた時のように丸く置いてあげるイメージがベストです。
うつ伏せにしたら背中・おしり(肛門も)を洗います。
この時、後頭部が洗えていない場合はシャンプーで洗ってあげましょう。
助産師さんに教えていただいたこととして、赤ちゃんはうつ伏せは得意らしいので、前工程までで泣いていてもこの体勢にすると泣き止むことがほとんど!
洗浄中の短時間のみ、やさしくうつ伏せにしてあげれば大丈夫なので、安心してくださいね。
これは結構びっくりした!くてーってなってる姿もかわいい♪
洗い終わったら後頭部も含めてシャワーで流します。
・後頭部やおしりもしっかり洗う
⑧再度仰向けにし、陰部を洗う
背中側を洗い終わったら、再度仰向けにします。
個人的にはここが1番難しい。。
うつ伏せと同じく、首をしっかり支えてくるっと回転させてあげましょう!
一番汚れやすい部分なので、やさしく丁寧に洗います。
沐浴中にうんちやおしっこをするケースがあるので、一番最後で大丈夫です。
・陰部はやさしく丁寧に、最後に洗う(沐浴中にうんちやおしっこをする可能性があるため)
⑨上り湯をし、バスタオルで拭く
最後にシャワーで身体全体を流します。
まず、首を支えながら頭を持ち上げて腰から上を流します。
顔を洗う際と同様に、頭からシャワーをかけて、顔も流してあげましょう。
お湯をかけたあとは、手で顔をやさしく拭って水滴をとってあげてください。
そして、最後に身体全体を片手で持ち上げ、腰から下もシャワーで流します。
片手で身体を支える際は、慌てずに、首がぐらつかないように注意しましょう。
洗い流したら、バスタオルでくるんで完了です!
我が家では、私が洗う担当→妻がバスタオルで包みながら赤ちゃんをキャッチし、保湿と着替えまでを担当しました♪
沐浴はコンビネーションも大事!
一人でもできますが、パートナーが家にいる際は、ぜひサポートし合い対応しましょう。
まとめ〜負担をかけず、沐浴を楽しもう〜
今回は私たちが助産師さんから聞いた最新の沐浴方法について、実体験を交えてご紹介しました。
従来の沐浴よりも親の身体への負担が少なく、また湯溜めの不要なため、赤ちゃんにとっても泡をしっかり洗い流せる優しい沐浴方法です。
新生児期は1ヶ月のみですが、特に初産の場合、睡眠不足や慣れない育児と戦わなくてはならない大変な時期。
ぜひ今回紹介した沐浴方法で、負担を軽減しながら赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね♪
▼今回紹介した「STOKKEのフレキシバス」。
新生児期の1日の流れについてまとめた記事はこちら!